備蓄米の放出について(米屋が思うこと)

備蓄米の放出について(米屋が思うこと)
この記事はだいたい 4 分前後で読めます。

どうもこんにちは!東北の米屋で正社員をしているバッチです。

最近社内では備蓄米のことを話さない日がないくらい喋ります。

社長と、先輩と、みんなと。

結論から書くと

政府の備蓄米など「雀の涙」なわけです。

とりあえず21万トン放出?

2016年時点の年間消費量で約800万トンなわけですよ。

21万トンなんて一見多く見えるだけで全国消費量の一か月も持たない数値なんです。

お米の値段は下がらないでしょうし、もし下がったとて一時的なものでしょう。

うちも泣く泣く4月からまた値上げです。

去年の秋時点からGW(ゴールデンウイーク)には日本のお米はパンクするんじゃないか、と噂立っていました。

ここで書くのは後出しジャンケンのような感覚がありますが。。

個人的には農薬・燃料の価格が大幅に上昇し、悲鳴をあげていたお米農家さんが少しでも潤ってくれればとは感じます。

とはいえ、私の給料は据え置き。…ホントは、ほんのりお給金上がりましたが米以外も物価高が進み正直キツいですよね。

ちなみに輸送分や人件費などの上乗せなのか、関東のお米は凄まじい値段になっているわけです。

みなさん、地元にお米屋さんがあったら立ち寄ってみましょう。

個人店などは入ったら出て行きづらい雰囲気があるでしょうが、勇気を出してその一歩踏み込めば

案外スーパーより安く手に入ったりするかも。

ちなみに、うちの店舗は店頭購入でスーパーより最大1,000~2,000円くらい安いです。

なぜなら仲介業者を通してないからです。

JAが直にお米販売しているようなものですからね。人件費が抑えられてるから安いわけです。

さらに良い精米設備がありますからね。

それも強みです。

ぜひ宝探しのように地元のお米屋さんを探してみてください。

東京だと隅田屋さんなんてすっごくこだわったお米で大変美味しいですが

「隅田屋」という看板にはブランドがあります。

精米機も敢えて古い機械を使用しお米になるべく熱をかけない徹底ぶり。

とってもかっこいいわけです。

余裕があればお邪魔して食べてみたいわけですが。。

おっと、ラストは自分の感想になってしまいました。

おわり

Wrote this articleこの記事を書いた人

バッチ

バッチ 男性

ひきこもりから脱した東北在住、米屋勤務の正社員。雑多に役立つことを発信していきたいアラサー。仕事、恋愛(マチアプ)、趣味(写真・絵・ブログ)、すべて上手くいかせてみせると意気込むが三兎追うものなんとやら…。

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